中原消防署の野中徹さん(28)が、8月23日(金)に千葉県で開催される「全国消防救助技術大会」に出場する。地方大会を勝ち抜き、磨き上げた技術で全国に挑む。
野中さんが出場するのは、水上の部「水中結索」。水中でロープ結索技術を習得するための訓練の一環で、水中の結索環に「もやい結び」「巻き結び」「ふた回りふた結び」の3種類のロープ結索を行う。
野中さんは、高津署の深野裕輔さん(31)、幸署の浅井宣人さん(31)と3人でチームを組み、6月に行われた神奈川県大会に出場し2位で関東大会へ。7月に行われた関東大会では上位4チームに入り、全国大会への出場権を獲得した。野中さんは「県大会が終わって、各署の協力で全国に向けた強化訓練を積むことができた。練習通りできたので、喜びも大きかった」と出場権を得たときの心境を振り返る。
幼い頃から競泳を続け、ジュニアオリンピックやインカレに出場した実績もある野中さん。「将来は、水難救助隊への配属を希望している。こうした訓練や大会を通じて予防広報を行い、水難事故を減らしていきたい」と思いを語る。全国大会に向けて「安全・確実・迅速に、日頃の訓練の成果を出せれば表彰台も見えてくる思う。日々、精度を上げて大会に臨みたい」と意気込みを語った。
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