国産の木材に触れてもらおうと企画された川崎市主催のイベント「やさちぃ き のひろば」が8月17日、18日にグランツリー武蔵小杉で開催された。2日間で約2600人が訪れ、会場はにぎわいを見せた。
「子どもたちが日常で木に触れる習慣、大人たちが生活に木を取り入れる文化」を目指し、昨年、グランツリー武蔵小杉とラゾーナ川崎プラザ(幸区)で開催し、好評を博した同企画。今年度は、市制100周年記念事業として市内7区で開催することに。今回は、その第1回目。
会場には、小田原市、宮崎県、静岡市の木材を使った積み木、プール、レンガなどが用意され、子どもたちが木を積み上げて遊んでいた。丸太切りやカンナ体験に子どもたちが挑戦したり、ドングリに絵を描いたオブジェなども楽しんだ。
6歳と4歳の子どもと訪れた父親は「子どもたちは自然が大好き。都会だと自然に触れる機会が少ないので、貴重な体験になった」と話していた。出展団体として参加した、炭を取り扱う(株)福田商店(幸区)の担当者は「若い親子が参加してくれて、自然に興味を持ってくれたのはうれしい。このイベントが里山などに行ってもらうきっかけになれば」と思いを語った。市の担当者は「今後は他の区でも開催するので、近くの会場で木の魅力に触れてほしい」と話している。
イベントの今後の予定は「やさちぃ き のひろば」で検索。
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