社会奉仕団体の「川崎北ロータリークラブ」(波木井輝昭会長)は8月21日、8月例会で川崎市国際交流協会に日本で働く外国人の子女へ教材等を寄贈した。
同クラブが今回、寄贈したのは、辞書や電子メモパッド、書籍、暖房器具など。少子高齢化を受けて市内でも外国人労働者が増えており、特に東南アジアや中南米国籍の労働者が増加。一緒に来日している子女の教育や生活をサポートしようと、同クラブの国際奉仕委員会の前年度事業として企画。川崎市国際交流協会にどのような支援が必要か相談した結果、物品を寄贈することになった。
同委員会の柳澤信夫前年度委員長は「今回の教材などを使って日本の教育者のサポートを受けながら、外国人子女の教育を進めていければ」と思いを語った。
一方、川崎市国際交流協会は今回の寄贈を受けて同クラブに感謝状を贈呈した。同協会の南昭子事務局長は「寄贈いただけて非常に感謝している。今後、市内の外国人の子どもたちの教育に活用させていただきたい」と感謝の意を述べた。
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