神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2024年9月27日 エリアトップへ

来年3月に公演する「なかはらミュージカル」の実行委員長に就任した 安西 学さん 上丸子山王町在住 53歳

公開:2024年9月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
安西 学さん

未来へつなぐ架け橋に

 ○…市民参加型ミュージカルとして誕生した2012年からキャストとして劇団に携わる。「初めて与えらえたのが”主役級の役”で、すっかり演じることにはまってしまった」。長女が小3のときに一緒に入団し、毎年半数近いメンバーが入れ替わる中、気が付けば13年も舞台に立ち続けている。「実行委員長を引き受けたのは恩返しの気持ちもあるし、これまでの経験を伝えたいという強い思いから」

 ○…子どものころは、いつもニコニコしているクラスの人気者。そうじの時間にはほうきをギター代わりに演奏する真似をするなど、昔から人前で目立つことに抵抗はなかった。「ステージ上で演じるのは違う自分。あるときはやくざの親分、別の人生を歩んでいるような不思議な感じが魅力なんだよね」

 ○…大学卒業後は、商社に就職。学校のウェブサイトを立ち上げる仕事がきっかけで、子どもたちと接するうちに「教師になりたい」という気持ちが芽生えた。通信教育で学び直し、20代後半で教職免許を取得。30代で教員になり、今は幸区の小倉小学校で教壇に立つ。「なかはらミュージカルでは毎回川崎の昔話を取り上げているから、自分が役を演じることで児童への指導にも役に立っているよ」

 ○…区のスポーツ推進委員を務め、歩こう会やスポーツフェスなどの運営にも関わる。「夏は地域の祭りでみこしを担ぐことが楽しみ。みんなで盛り上がることが根っから好きなんだろうね」。来年3月の公演のテーマは多様性。劇団として、初めて未来に向けた物語を取り上げる。「川崎市の次の100年に向けたブランドメッセージでもある」。この一年で劇団の新たな土台を築き、未来へつなぐ架け橋になることができたら本望だ。

中原区版の人物風土記最新6

平口 南実さん

中原消防署管内の「秋の火災予防運動」の防火ポスターを制作した

平口 南実さん

区内在住 22歳

11月15日

五十嵐 公太さん

元JUDY AND MARY(ジュディ・アンド・マリー)のドラマーで、溝口駅前でのステージ設置プロジェクトに奔走する

五十嵐 公太さん

高津区在住 61歳

11月8日

飛田 信太郎さん

12月に行う「住吉小タイムカプセル開封セレモニー」の実行委員長を務める

飛田 信太郎さん

新城在勤 36歳

11月1日

福岡 言美さん

川崎市国際交流センターで「ソプラノ・リサイタル」を開く

福岡 言美さん

井田三舞町在住 21歳

10月25日

橋本 大地さん

大日本プロレスの看板レスラーの一人として活躍する

橋本 大地さん

麻生区在住 32歳

10月18日

本江(ほんごう) 弘子さん

NPO法人みどりなくらしの副理事長で、国産木材の利用促進に取り組む

本江(ほんごう) 弘子さん

上新城在勤 56歳

10月11日

中原区役所よりお知らせ

第28回なかはら福祉健康まつり/令和6年度第1回中原区総合防災訓練

https://www.city.kawasaki.jp/nakahara/index.html

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

  • 10月18日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook