中原区交通安全対策協議会、中原警察署と中原区は「秋の全国交通安全運動」に合わせて、交通安全・防犯・防火を訴えるキャンペーンを9月25日に武蔵小杉駅前のこすぎコアパークで開催し、関係者ら約100人が参加した。
「中原区の安全・安心なまちづくりを目指す」という意味を込めて結成された、区、警察、消防による連携ユニット「MEZASI(メザシ)」のメンバーらが交通ルールへの意識向上を訴えた。佐藤智宏中原警察署長は「今年に入り県内では交通事故による死亡者が74人と前年より増えている。区内では死亡事故は起きていないが、けが人や事故の件数は増加。交通事故を防ぐには地域の連携が欠かせない」と協力を求めた。
予定していた県警音楽隊とカラーガードによる演技、駅周辺の交通安全パレードは雨のため中止したが、参加者は買い物客らに事故防止を呼び掛ける啓発物を配布。区内の60代女性は「パレードが見れなくて残念だが、交通安全への意識は高まった」と話した。
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