川崎市は11月9日・10日、「こすぎるまちフェス」を武蔵小杉駅・新丸子駅周辺で初めて開催した。街の発展とともに生まれた公開空地などを活用し、地域を活性化させる目的で企画され、約3千人が足を運んだ。
当日はこすぎ公園をメイン会場に、7つのブースを展開。事前予約制のまちあるきツアーは満員で、参加者は「散歩の達人」と共に、説明を受けながら商店街などを練り歩いた。他にもワークショップは親子連れでにぎわい、スプレーアート体験をした区内在住の女児(5)は「かわいいものができた。楽しかった」と笑顔で話した。キッチンカーもあり、飲食を楽しむ人の姿も見られた。
イベント開催のきっかけは市職員から武蔵小杉駅の北側にさらににぎわいを生み出したいという声が上がったこと。職員同士で意見を出し合い、新たな催しを行うことに。イベント企画を行う企業を募集し、(株)Campが選ばれた。今年の3月からプレイベントなどを通じて準備を進め、今回開催に至った。
市の担当者は「このフェスは、街の活性化への大きな一歩になるのでは」と期待を込める。主催者である(株)Campの新田晋也さんは「これからも、このような企画を共に行えるような仲間を増やしていきたい」と今後の抱負を語った。
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