NPO法人日本きものと文化歴史研究会、川崎市文化協会が主催する「きものと文化歴史展」が11月10日、中原市民館で開催された。
伝統文化を守りながら、着物の美しさを広め、正しい着付け等の発信に取り組む同研究会。今回、初めて同展を企画し、約150人が会場を訪れた。
オープニングでは、振袖に帯結びの実演が行われ、中高生による浴衣の着付け、マナーコンクールも実施。16人の浴衣を着る所作や出来上がり、礼法の会釈や敬礼、お辞儀の「語先後礼」が審査され、東高津中学校の久我仁芭(ひとは)さんが優勝した。
紅花染め体験の発表では、児童4人が自分の作品を披露した。手描友禅でかわさきマイスターに認定された石渡弘信氏の講演、曲に合わせて留袖、二重太鼓を締める着付舞、出演者や来場者も参加したファッションショーも行われ、会場はにぎわいをみせた。
同研究会の原修一理事長は「最近着物を着る機会が少なくなっている。今回のようにもっと身近に見ていただける場をつくっていきたい」と今後の抱負を語った。
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