車いすや白杖利用者に気付き、行動するためのヒントを学ぶ「みえるバリアフリー教室」が11月23日、こすぎコアパークで行われた。(公財)日本ケアフィット共育機構が主催し、川崎市内での教室開催は初。
障害者らが困っているのが、交通機関と商業施設等の間を移動する際の介助者が空白となる地帯。当日は視覚障害者2人と車いす利用者1人、東急電鉄のサービス介助士が協力し、必要とする移動支援について実践形式でアドバイスした。
参加者は介助する側とされる側に分かれ、相手の身になって考えることの必要性を学んだ。区内在住の40代女性は「父が車いす生活になり、どんな手伝いが必要か知りたかった。教室の開催を知り、参加することに決めた」と話した。
当日は市による「かわさきパラムーブメント」も同時開催。親切な経験を書き込むメッセージを寄せたり、ボッチャの体験を楽しむ親子連れの姿もあった。
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