11月1日に改正された道路交通法により、スマホを使った自転車の「ながら運転」などに対する罰則が強化されたことに合わせ、中原警察署や中原区、川崎工科高等学校(上平間)の生徒会と交通安全委員の生徒らが11月22日、自転車の交通安全の啓発活動を行った。
参加者は「携帯、傘さし運転禁止」「左側走行」「区内で高校生の自転車事故多数発生」などと書かれた手持ちの案内板を掲げ、下校する生徒へ向けて「交通ルールを守ろう」と声掛けを実施。自転車に乗って帰宅する生徒一人ひとりに、啓発グッズを手渡した。
今年発生した交通事故のうち約4割が自転車事故で、県内でワーストになっている中原区。中原署では高校生による自転車事故が多発していることから、区内の公立高校で啓発活動の取り組みを始めた。
ミャンマー出身で生徒会のミン トイン カさん(3年)は「若いと自分は大丈夫だと思ってしまう。ながら運転の危険性を知ってもらい、少しでも自転車による交通事故が減ってくれたら」と思いを語った。
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