市立橘高校の男子バレーボール部が県を制覇し、来年1月5日(日)に東京体育館で開幕する第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(通称、春高バレー)に出場する。2年連続21度目。夏のインターハイ予選敗退の雪辱を果たし、昨年のベスト8以上の成績を目指す。
メンバーの平均身長179cmは強豪校の中では小柄だが、高い守備力とスピード感のあるコンビプレー、多彩な攻撃パターンを誇るチーム。夏に敗れた慶應義塾高校に決勝でストレート勝ちし、勢いに乗る。キャプテンの福本晃弥さん(3年)は「自慢の守備力は昨年よりもレベルアップしている。主将として声を出し、チームをけん引していく」といい、リベロとしてどんな球も拾い、勝利を呼び寄せたいと意気込む。エースナンバーの4を背負う池田基生さん(3年)は「応援してくれる周囲の思いを胸に、大事なところで必ず1本決めたい」と誓った。ダブルエースの一角、ひざの半月板損傷の大けがから復帰した関原朝飛さん(3年)は「機動力とジャンプ力は誰にも負けないつもり。チーム一丸で全国優勝を目指す」と力を込めた。
面白い試合見せる
チームを率いる大野勝弘監督も「高さはないが飛ぶ力と堅い守りが持ち味。昨年の春高を経験したメンバーが中心にいる点も心強い。全国でも面白い試合が見せられると思う」と自信をのぞかせる一方、「大会まで残り1カ月、基本を見直し、もう一段レベルを上げる」と気を引き締めた。
1月5日の1回戦では、190cm級の選手がそろう大阪府代表の清風高校と対戦する。
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