川崎市が主催する「平間公園なかよしフェスティバル」が12月6日、7日の2日間、同公園で開催され、にぎわいを見せた。
「みんながつながる!みんなで盛り上がる!」をテーマに、多世代交流や公園活用、地域活動の人材育成を目的に今回初めて開催された同イベント。川崎市の主催だが、平間小学校6年生と地域住民らで構成された同実行委員会が今年9月から企画立案、各方面への交渉、広報、運営を担当し、準備を進めてきた。
6日は、同校6年生が地域の企業、団体とコラボした9ブースを出展。廃材を使ったペンケースの紹介、商店街紹介のブースでは、児童が来場者にクイズを出しながら、それぞれの特徴を説明。おもちゃの金魚すくいや、ボッチャ体験なども企画し、会場を訪れた近隣の保育園児や幼稚園児、シニアらが楽しんでいた。
7日は、地域の商店らによる飲食ブース出展や、こども文化センターのステージ発表、フリーマーケットなども開かれ、2日間にわたって幅広い年代の人たちが集まり、活気を見せた。
同小6年の田中麗美奈さんは「園児が好奇心旺盛に遊んでくれた。自分たちで開いたイベントで達成感がある」と話し、同・井上千鶴さんは「来年の6年生が代々引き継いで伝統のイベントにしてほしい」と期待を寄せた。実行委委員長の高橋美里さんは「予想以上のたくさんの方々にご来場いただき感謝している。小学生のきらきらした表情や、来場した方々の笑顔を見ることができた。今後も『みんながつながるみんなで盛り上がる』平フェスを開催していきたい」と話した。
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