平間小学校(五十嵐礼子校長)は1月18日、「平間SDGsフェス」を開催し、地域住民やSDGs関連団体の関係者らが訪れた。
同校では毎年、児童がSDGsについて学習。同フェスで学んだ内容を地域住民に発信し、SDGsの活動の輪を広げることを目的としている。
当日は、コロナ禍以来初めて、制限を設けずに関係者を招いて開催した。3年生から6年生はクラスごとに発表。5年生は多摩川について学び、3組の児童は多摩川の水源にある丹波山村を紹介した。昨年10月に火災で被害に遭い、住宅8棟が焼失したことから、児童たちは同村の名前が印字された木工品や水などを販売。収益の全てを復興支援金として寄付する予定だ。小宮佑斗さん(5年)は「焼き印をつけるのが大変だった。発表を通じて、村の人の力になりたい」と力を込める。他にも地域から17の企業・団体が各教室で出前授業を行い、来場者は登壇者の話に熱心に耳を傾けていた。
五十嵐校長は「今年は出前授業を楽しみに来た方々が、多く来校された。親子でSDGsについて考える良い機会になったのでは」と笑顔を見せた。
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