大学生や高校生らのボランティアグループが12月28日、大戸こども文化センターの老朽化したげた箱のリフォームを行った。明るく生まれ変わったげた箱は、同センターを利用する子どもたちらから好評を博している。
今回のげた箱リフォームに参加したのは、東洋大学の国際ボランティアサークル・Salamatのメンバー7人と、相模女子大学高等部の8人。げた箱の木枠の補修を行い、同センターを利用している子どもたちと一緒に、紙やすりで下地を整え、下塗り用の塗料を塗布。靴を置いた場所が分かりやすいように、各段に動物のキャラクターを貼り、6色のペンキを塗っていった。
生まれ変わったげた箱について、同センターを利用する子どもたちや保護者からは「明るい雰囲気になった」「今日はどこに入れよう」と好評だという。
今回のリフォームは、エンターテイメントでSDGsを啓発する活動を行うNPO法人SoELaが同センターでイベントを開催した際に、職員から劣化した下駄箱を補修できないかと相談を受けたことがきっかけ。同団体が東洋大学のSalamatと、Salamatが相模女子大学高等学校とつながりがあったことから、今回の取り組みが実現した。
参加した高校生からは「様々な学びがあって、充実した楽しい一日だった」と声があがった。Salamatの庭野優香さんは「知識がない中で工夫しながら作業に取り組んだ。私たちよりも若い子どもたちのために一生懸命ペンキを塗ったので、こ文とげた箱のことが少しでも子どもたちの印象に残ってくれたらうれしい」と話した。
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