中原区地域デザイン会議が2月13日、中原区役所で開かれ、自転車のマナーについて、学生からシニアまでの31人が意見交換を行った。
区民が参加し、市民意見を集約して地域課題の解決につなげていくことを目的に開かれている同会議。今年度初となった今回、中原区は自転車に関係する交通事故が県内でも多く、「自転車事故多発地域」に指定されていることから、自転車のマナー向上について区民の意見交換を企画した。
会議冒頭で、中原警察署の担当者が区内の自転車関係の交通事故の発生状況を説明し、区役所や地域で実施している交通安全の啓発活動の紹介が行われた。
その後、「交差点」「交差点以外の危険な場所」「駅前」と交通事故が多発しているエリアごとに参加者が分かれて、各エリアで発生する危険な状況、原因を普段の生活の中で感じたことや見たことをもとに意見を出し、啓発方法を話し合った。参加者からは「小学校でプリントを配布」「自転車購入時にチラシを配布」「シェアサイクルステーションへの看板設置」「子どもと一緒に啓発する」「子どもの声を録音して音声を流す」「ブレーキの効果音を流す」などの意見が挙がった。
意見を聞いた板橋茂夫区長は「地域の皆さんの特徴的で今まで取り組んできたことのなかった視点のアイデアが出てきた」と話し、区の担当者は「今回出たアイデアを今後の取り組みの中に生かしていきたい」と展望を語った。
<PR>
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|