なかはらミュージカル(安西学実行委員長)のキャスト70人が、3月8・9日の本公演を中原市民館で開催した。300人以上が入る会場は、4公演とも満席に。
これまで同劇団では中原区や歴史ものを題材にしてきたが、12回目となる今作『スマイル!』は、市制100周年に合わせて「多様性」をテーマにした初の現代劇。今回から加わった15人の新メンバーをはじめとした団員らは外部講師を招いて勉強会を開くなど、テーマを研究し作品を理解して演技に活かすことを目指してきた。
ミュージカルスクールを舞台に、様々な背景を持った子どもたちがセンターを目指しながら「自分らしさ」に気付き、「その人らしさ」を受け入れていく物語。1回90分の公演の中で15曲を歌い、息の合ったダンスを披露。観客は手拍子で応援し、会場中が一体となって盛り上がった。
実行委員長の安西さんは「半年間の練習の成果を存分に発揮できた。キャストたちは最高の笑顔を観客の皆さんに届けることができたと思う」と笑顔を見せた。
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