中原区役所の新駐車場が2月1日、セントア武蔵小杉A棟(中原区小杉町3の1501の4)に開所する。収容台数は以前と比べ、最大で2倍の107台となり、窓口業務が混み合う3〜4月にかけて、利用者の駐車待ちが軽減しそうだ。
中原区役所の駐車場は、もともと建物の北側に48台分あったが、地区幹線道路を通す武蔵小杉周辺の再開発計画を受け15台に減少。その後、旧中原消防署跡地に暫定的に31台分を確保し、計46台分があった。今回、新駐車場が開所することを受けて、これらの駐車場は1月31日に閉鎖される。
新しい駐車場は区役所の東側にある商業施設・セントア武蔵小杉A棟内にできる。地下1階、地上3階で、自走式の立体駐車場。川崎市と民間3者で共同運用する形で、最大107台の駐車が可能となる。中原区役所、保健所、休日急患診療所の利用者は各窓口で認証を受けると、最初の1時間が無料。新駐車場では、以降が30分300円となる。無料認証の対象はこれまでと変更はなく、障がい者などが無料になる。
区総務課の担当者は「最大107台のスペースが利用できるので、繁忙期の駐車待ちなどが改善されるのでは」と期待を寄せる。
また、移転に伴い駐車場の入口はこれまでの区役所正門側からセントア側に移る。安全面に配慮した形で、入出庫は左折のみとなる(地図参照)。
地区幹線道路が通行可能に
駐車場の出入口に面する地区幹線道路が4月1日から通行可能となる。南武沿線道路と並行するこの道路は、これまでは歩道だったが、再開発の計画の一環で自動車も通行が可能な道路になる。幅員は13m、片側一車線で両脇には歩道が確保される。工事が完成する予定の3月末までは、駐車場利用者と道路沿いのマンション居住者だけが武蔵小杉駅から府中街道方向への一方通行限定で通行可能となる。この期間、道路の始点と終点には案内看板を設置し、混乱のないよう誘導員が立つという。
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