川崎市路上喫煙の防止に関する条例の一環として、武蔵小杉駅周辺が「路上喫煙防止重点区域」に指定されてから一年が経過した。徐々に周知されてきている一方で、まだ禁止区域内での喫煙者も見られるといい、市では改めて協力を呼びかけている。
現在、重点区域は武蔵小杉駅周辺を含め、市内7カ所が指定されている。11人の指導員により巡回活動が行われており、注意や警告をしても従わない違反者には過料2000円の罰則を適用している。大半は声掛けで喫煙をやめるというが、中には感情的になり吸い殻を投げつける人もいるといい、平成26年度では全市で7人に過料徴収を課した。
市では「横浜市では発見次第過料を徴収しているが、川崎市ではまず認知してもらうことを優先している」とし、引き続き啓発活動を行っていく構えだ。
なお、5月31日からは「禁煙週間」が始まり、市では6月1日から施行される受動喫煙防止措置のPRなどを図っていくという。
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