神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2015年11月13日 エリアトップへ

プロ野球阪神タイガースからドラフト5位で指名を受けた 青柳 晃洋(こうよう)さん 川崎工科高校出身 21歳

公開:2015年11月13日

  • LINE
  • hatena

信念で切り開いた野球道

 ○…181cm、80キロと恵まれた体格で下手投げ気味の変則なフォームから繰り出す多彩な球種と力強い直球が魅力だ。「プロの世界で活躍し子ども達に真似をしてもらえるようになりたい」と爽やかな笑顔の好青年。阪神からの指名には「嬉しい気持ちと驚きが半分半分。熱狂的なファンが多いというイメージなので応援されるよう頑張りたい」と胸を熱くする。

 ○…川崎工科高校時代は1年の秋からエース番号を背負い、3年時には春夏連続で県16強入りを果たした。「母子家庭で母に負担をかけたくなかったので高校卒業後はプロになって自立したいと思っていた」と全てを野球に注ぎ、プロからも注目されたがドラフトにはかからなかった。そんな時に実力を見抜いて特待生として迎えてくれたのが帝京大学。4年の秋には首都大学リーグ最多勝でベストナインにも選ばれた。「大学、監督には感謝しているし、推薦をもらった際に『可能性のある一人として認めてもらったんだから挑戦しなさい』と送り出してくれた母には感謝しかない。これからプロで活躍することが恩返し」と思いは強い。

 ○…本格的に野球を始めたのは小学5年時。友達に誘われ、それまで母の勧めで習っていたエレクトーンを辞めて地元のクラブに入った。「打つ・走る・守るが苦手で、好きだったのが投げる事だった」と投手を選んだ。中学の部活でも野球を続けるが3番手投手。「中学で野球は終わり」と挫折しかけたが、コーチに「磨けばプロになれる」と言われたことでプロを決意。その信念が道を開いた。

 ○…思い出の場所は平間の商店街。商店主らとの触れ合いが楽しみで高校卒業後もリーグ戦の報告などに顔を出しているという。「商店街の人たちが熱心で、高校時代は合宿の差し入れをもらったり大変お世話になった。早く阪神に決まったことを伝えにいきたい」。恩を知り、恩を力に変えることを続けていく。

中原区版の人物風土記最新6

羽賀 理之(まさゆき)さん

車いすラグビーで、3大会連続で日本代表入りし、副主将を務めた

羽賀 理之(まさゆき)さん

市内企業所属 39歳

11月22日

平口 南実さん

中原消防署管内の「秋の火災予防運動」の防火ポスターを制作した

平口 南実さん

区内在住 22歳

11月15日

五十嵐 公太さん

元JUDY AND MARY(ジュディ・アンド・マリー)のドラマーで、溝口駅前でのステージ設置プロジェクトに奔走する

五十嵐 公太さん

高津区在住 61歳

11月8日

飛田 信太郎さん

12月に行う「住吉小タイムカプセル開封セレモニー」の実行委員長を務める

飛田 信太郎さん

新城在勤 36歳

11月1日

福岡 言美さん

川崎市国際交流センターで「ソプラノ・リサイタル」を開く

福岡 言美さん

井田三舞町在住 21歳

10月25日

橋本 大地さん

大日本プロレスの看板レスラーの一人として活躍する

橋本 大地さん

麻生区在住 32歳

10月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月22日0:00更新

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook