川崎総合科学高(幸区)デザイン科の生徒3人が、あす8月19日(土)に開かれる多摩川花火大会の協賛手ぬぐいをデザインした。先月下旬から市観光案内所など市内各地で販売されている。武蔵小杉のビル群などを描き、川崎らしさを演出している。
市観光協会と川崎市の依頼で、4月に市の人口が150万人突破を記念して作成。売上は花火大会の警備費用などに使われる。デザインしたのは、高岡かりんさん、三浦桃花さん、小島彩花さん。手描き友禅の技能をもつかわさきマイスター石渡弘信さんが監修し、手描き友禅の染工所が一枚ずつ手作りした。手ぬぐいは全部で3種類。3人が考えた花火や多摩川のデザインに、より川崎らしさがでるように武蔵小杉のビル群の絵を加えたり、載せる文言について石渡さんがアドバイスした。「学生にデザインを任せたのはいいことだと思う。若い人にももっと文化活動に参加してもらえたら」と石渡さん。
三浦さんは「子どもから大人まで楽しめるような親しみやすいデザインにした。たくさんの人に手に取ってもらえれば」と話した。
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