意見広告・議会報告
市政報告NO.45 向河原駅前踏切の迂回路整備について【3】 川崎市議会議員 松井たかし
9月3日に平成30年第3回川崎市議会定例会が開会し、私が所属する「みらい川崎市議会議員団」は、13日の代表質問において、本紙2017年12月15日号、2018年3月16日号で報告した、「向河原駅前踏切の迂回路整備」の事業進捗、安全・防犯対策について質問しました。
平成31年度の供用開始へ
事業進捗について、本年の予算審査特別委員会の答弁では、「夏頃に着工し、平成31年3月末に完成を目指している」とのことでしたが、着工等の動きがないため、改めて質問しました。答弁では、「本整備にあたっては、鉄道事業者が鉄道敷地と迂回路予定地を分離するフェンスを設置し、その後に本市が迂回路整備に着手するため、鉄道事業者と9月中の協定締結に向けて事務手続きを進めており、平成31年4月からの供用開始を目指している」との答弁でした。
次に、迂回路は、自転車・歩行者用道路として整備されるため、自転車と歩行者の通行帯を分けるなどの事故防止に向けた安全対策、利用する方への安全な利用に向けた啓発について質問しました。答弁では、「歩行者と自転車の通行区分の明示などが必要と考えており、交通管理者と協議を行ない、路面の色分けや路面標示など適切な安全対策を図るとともに、安全な通行に向け、町内会や学校関係者などからの意見を踏まえ、注意喚起の看板設置などの必要な対策を講じるとともに、近隣の学校などと協力しながら、安全な自転車利用のルールに関するチラシ配布などの安全対策に取り組む」とのことでした。
迂回路の防犯対策について
次に、迂回路の防犯対策、特にアンダーパス部は狭隘であり、昼間でも薄暗いことから防犯カメラや防犯灯の設置などについて質問しました。答弁では、「本市としても防犯対策は必要と考えており、安全対策と同様に意見を伺いながら、防犯灯などの適切な整備に努める」とのことでした。
私は、1日でも早く安全で安心して利用できるよう、本事業が遅れることがないように進捗等を確認していきます。
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