「玉川地区の子どもたちに“ふるさと” と呼べる場所を――」。下沼部青年会や下沼部小学校PTA、子ども会などのメンバーによる実行委員会が8月1日(木)、「玉川夏祭り2019」を下沼部小学校で開催する。初の試みで、ナイアガラ花火も予定している。
目玉に掲げているのは、校庭に全長50メートルに渡って設置する「ナイアガラ花火」。校庭の端から端までロープを設置し、迫力を持たせるという。また、子どもたちにも楽しんでもらおうと、中川部屋の力士と子どもたちが相撲を取る「キッズ相撲」や特製塩ちゃんこ鍋の無料配布も行う。
話が持ち上がったのは、昨年の夏、下沼部小学校のPTAや学校長らが集まる場。「玉川地区が一体となるお祭りがあれば」という意見が挙がり、今年1月頃に「玉川地区夏まつり実行委員会」を発足。市の助成金事業に申請するなど準備を進めてきた。花火や会場設営などの費用は、助成金を使っても赤字だが、子どもたちのために開催したいと実施に踏み切った。
実行委員長の古内和男さんは「“垣根”をとっぱらうのがテーマ。学区や町会を超えて、子どもからお年寄りまで多くの人に来てほしい。新しく住み始めたタワーマンションの方々もぜひ参加してもらえたら」と話す。
また、最近の市内外の事件を受け、当日は中原警察署による見守りも強化するという。
協賛金の募集も
時間は午後3時45分から8時30分。午後7時以降、小学生以下は保護者の同伴が必要。雨天中止。なお、同実行委員会では花火や設営費のための協賛金も募集。一口5,000円で当日まで受付けている。協賛金やイベントに関する問合せは、実行委員会の古内さん【電話】090・8572・2332。
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