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聖マリ医大東横病院 胃がん治療、ピロリ菌外来も 早期発見で「生存率95%」
昭和20年代から武蔵小杉周辺の地域医療を支えてきた『聖マリアンナ医科大学東横病院』。今回は食道、胃、十二指腸、大腸などの消化管を中心とした診療や手術を行う、消化器病センター・消化器内科部長の落合康利医師に話を聞いた。
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医療体制が逼迫する医療現場で懸念されている一つが、コロナ感染リスクを避けることによる「受診控え」だ。「自覚症状がなければ受診しなくてもいい」という偏った考えに、落合医師は「がんの多くは初期症状がありません。定期検査で早期発見することが重要」と警鐘を鳴らす。
神奈川県立がんセンターが示すデータでも、胃がんの5年生存率は、検診で発見された場合95・0%であるのに対し、検診以外(自覚症状後など)では59・4%と大幅に低下。定期検査で胃カメラや大腸カメラにより早期発見できれば、負担を最小限に抑えた内視鏡治療で対応でき、以前と同じ食生活に戻ることも可能という。
慢性胃炎や胃がんの原因となる「ピロリ菌」も落合医師の専門分野だ。国や市の対策、公衆衛生の改善もあり、ピロリ菌の新規患者数は減少傾向にあるというが、それでも一定数はいるという。「食生活の欧米化や高齢社会の中で、胃がんに加えて大腸がんも増加すると見られる」と落合医師。
その予防策となるのが「人間ドッグ」だ。40歳での受診が一つの目安とされる中、落合医師も「消化器に限らず、40代を過ぎると病気も増えてくるので注意すべき年代」と話す。
同院ではピロリ菌専門外来(火曜・要予約)を設置。相談を受け付けている。
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