原マネージメント(小杉陣屋町)がオフィス玄関横にある陣屋門ギャラリーを開放して、「集まれ!小杉のスマイル」と題した写真展をスタート。家族や友人同士、ペットなど、笑顔の写真を募っている。
笑顔があふれる街づくりに取り組む同社が「コロナ禍でマスク生活が続く中、マスクの下にある笑顔がいっぱいの写真で小杉の街を明るくしたい」と企画した。写真はコメントと共に木の形をしたパネルに飾られ、写真が増えていくにつれ葉が広がって大きく成長していくようなつくりになっている。
代表の原正人さんは「見る人も笑顔がこぼれるような素敵な写真がたくさん届いている。ぜひ多くの人に参加してもらいたい」と話す。これまでに夫婦や子どもの写真、区内在住で画家の熊田司郎さんが陣屋門を描いた水彩画なども寄せられ、ギャラリー内に展示中。また、川崎フロンターレの直近の試合予定と選手の誕生日などのちょっとした情報も応援コメントと合わせて紹介している。
街の共有財産に
小杉陣屋町で400年続く原家は、江戸時代に氾濫を繰り返す多摩川の水害から地域の暮らしを守るために石橋を各所へ架けたことから「石橋」という屋号で呼ばれている。2015年に竣工して以来、地域の歴史的資料などを展示してきた陣屋門ギャラリーは今年3月に迎えた創業50周年を機にリニューアルして地域へ開放することに。原さんは「地域貢献の精神は原家の原点。将来的にギャラリーを街の掲示版のような共有財産的なものにし、地域に開かれた場所として活用していけたら」と思いを述べた。
写真は随時募集中で、応募は写真データと名前、電話番号、メールアドレス、メッセージ(ニックネームやコメント)などを書いてメール(info@hara561.com)で送付。参加は無料。問い合わせは同社【電話】044・733・3312。
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