海や川など水辺でのレジャーが多くなる季節。ライフセーバーの有資格者である宮前区にあるサギヌマスイミングクラブの吉田和歌奈コーチ(49)が水難事故にあわないための注意点について話してくれた。
千葉県・九十九里海岸と豪・ゴールドコーストで約20年間「ライフガード(命を守る者)」として働いた吉田さん。「海へ行く場合は、離岸流(沖に向かっての流れ)に注意してほしい。特に浮き輪などの遊具を使うと、知らないうちに沖に流されてしまう」と呼び掛ける。また、日本の海岸で多いのは「迷子」という。親が子どもから目を離したすきに危険にな目に合うことも多いとし、「子どもから絶対に目を離さないで」と吉田さん。
夏になると多摩川でも水難事故が多くなる。川にはライフガードがいないので、ライフジャケットなどの準備が不可欠だ。吉田さんは「救命の準備ができなければ川には入ってはいけない」と強調。
もし、溺れた場合は「落ち着いて、ラッコのような体勢で浮いて助けを待ちましょう」と教えてくれた。
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