JR東日本横浜支社は9月16日、横須賀線武蔵小杉駅の下りホームを新設し、12月18日の始発から利用開始すると発表した。問題となっていた朝の通勤ラッシュ時の混雑は3割ほど解消される見通し。新規改札口も2024年3月までの完成に向け着工に入る。
横浜駅や羽沢横浜国大駅方面の新たなホームは長さ311m、幅員は約5mで15両編成に対応。エレベーターとエスカレーターを1基ずつ、階段は3カ所に設置する。利用開始は12月18日の始発を予定している。
駅周辺の人口増加に伴い、数年前から朝の通勤時間帯におけるホームの激しい混雑が指摘されてきた。同支社は2018年7月に下り専用ホームを新設すると発表し、予定通り工事を進めてきたという。新たな下りホームにより、朝の混雑は従来よりも3割ほどの緩和を見込む。
新改札利用「約4割」
川崎市は同日、NEC玉川事業場前に計画する新改札口の工事に着手すると発表。駅務室やコンコースなど、24年3月までの完成を目指す。現状、横須賀線ホームに向かうには、南武線下りホームを経由するルートと、綱島街道を横断し新南改札から入るルートがある。新改札口により歩行者の分散化を見込んでおり、市まちづくり局の担当者は「現状の約4割が新改札口を利用する」と試算する。駅を利用する40代の男性は「危険と感じる場面はこれまで度々あった。改善されるのは安心」と話した。
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