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中原区版 公開:2023年11月17日 エリアトップへ

川崎市制100周年記念 市政報告Vol.5 市債の発行の提案 日本維新の会 川崎市議会議員 三浦えみ

公開:2023年11月17日

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 来年市制100周年を迎える市民への周知はまだまだ足りていません。市内各地で開催された区民祭等のイベントで行われたアンケート調査でも回答された方の約半数が市制100周年であることを知らないと答えています。区民祭等、市のイベントに参加されているということは、少なからず川崎市に対して愛着があると考えられるにもかかわらず、です。となると市民約154万人のうち、いったいどれだけの方が自分たちの住む「川崎市」が来年市制100周年を迎えることを知っているのでしょうか。このまま来年を迎えることは避けるべきであり、次の100周年に向けて川崎市が大きく飛躍するまたとない機会である「市制100周年記念事業」について、今一度立ち止まり、見直していく必要があると考えます。

 市制100周年事業にかかわる費用について、令和4年度の市制100周年事業に対する決算額は、2千733万円余と報告がありました。令和5年度の予算は、3億1千404万円余、まさに市制100周年記念の年となる来年、令和6年度にはすでに報告されている実行委員会主体の取組みにかかる費用約2億4千500万円に加え、記念事業の広報や主催事業の実施の経費もかかってまいります。また、市制100周年記念事業の象徴的な事業となる全国都市緑化かわさきフェアには約19億円もの費用がかかると報告がありました。市民をより一層巻き込み、次の100年に向けた取組みとする必要があると感じております。

 想定される市制100周年記念事業の総額について、総務企画局長へ伺いましたところ、令和6年度の事業費の総額については、議会の議決を要するものであり、実行委員会が主体となる取組みとして約2億4千500万円を想定しているほか市が主体となる取組みとして、各局区による記念事業の趣旨を踏まえた事業の実施、主要駅のラッピングやポスターを活用した広報等にかかる経費を想定しており、現在、各局区と連携しながら、予算化に向けた事業内容や規模の検討を進めているところである旨の回答を得ました。

 次に、市制100周年事業に関連して地元金融機関との連携や市債の発行について検討してまいります。令和4年度より発行した「グリーンボンド」について、今までの川崎市債と比較して機関投資家からの反応に大きく変化があったとのことです。即ち、グリーンボンド発行額100億円に対し、応募倍率を大幅に上回る600億円を超える応募があり、地元企業を含む新たな投資家の拡大につながりました。これは市の脱炭素への取組みである「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」が市場で大きく評価された結果とのことでした。先日、11月に個人投資家向けグリーンボンドが発行されると発表がありましたが、この個人投資家向けグリーンボンドの発行については「かわさきカーボンゼロ〜」の周知の取組みの一貫でもあると考えます。今回のグリーンボンド発行のように、川崎市債は市民への周知・広報について大変有効だと感じます。

 そこで、私は、日本維新の会川崎市議会議員団の一員として、「川崎市債」に市制100周年記念事業の周知を期待し、「川崎市制100周年記念市債」の発行を提案いたします。

 地元金融機関より、本市が市制100周年を迎えること、改めて本市の取組について周知いただくことは、本市への理解が深まり、都市イメージ向上につながると考えます。また、個人の投資家が「市制100周年記念」の川崎市債を、償還までの5年間持ち続けることにより、さらなるシビックプライドの情勢にも資すると考えます。広く市制100周年を周知することを考え、「市制100周年記念の川崎市債」の発行の検討について市長に見解を伺ったところ、「一つの手法として意義あるもの」とご答弁いただきました。

 最後になりますが、「市制100周年の全体の概算金額はまだ出ていない」とのことでしたが、現在明らかになっているだけでも、多額の費用がこの事業に注ぎ込まれます。市長からご答弁もいただきましたが、市制100周年は「新しい川崎」を生み出す成長の機会となります。記念事業を一過性の取組みとせず、各局との連携をさらに強化し、実りある記念事業としていけるよう、力を合わせて取組んでいただきたいと考えます。

三浦えみ

中原区下小田中2-15-1-101

TEL:070-3185-7788

https://e-miura.com/

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