川崎市立平間小学校(佐川昌広校長/児童数574人)は今年、創立80周年を迎え、11月23日(木・祝日)に同校で記念式典を開催する。各学年で練習してきた催しや「SDGsの歌」を披露し、学校や地域への感謝を込める。
80周年のスローガンは「楽しくSDGsに取り組み 最幸な平間小学校にしよう」。近隣の商店街や近くを流れる多摩川、地元平間の優しい大人たちが大好きという574人の児童の共通の思いとして掲げた。
各学年でテーマ設け
式典では各学年でテーマを設け、工夫を凝らした演出で会場を盛り上げる。1年生は「ひらましょうだいすき!80さいおめでとう!」。大きなプレゼントの箱に、平間小の大好きなところを入れて80歳のバースデープレゼントを完成させる。代表委員のメンバーが4月から製作し、学校のシンボルだった「なかよし山」をかたどったケーキとコラボして祝う。
2年生は「大好き平間〜平間のすてき発見ツアー〜」。児童らが声をそろえたラップ調で歌いながら地域のよさを伝える。平間にある名所をピックアップして案内。
3年生は「すごいぞ 平間小の自然」。竹炭や竹灯りなど、学校内の竹の有効活用について学んだことや、みかんの木など、平間の自然をよさこいの曲に合わせ、踊りながら発表する。
4年生は「地域への感謝×防災」。会場を巻き込んだ避難訓練の劇で始まり、洪水体験や防災センターでの地震体験などを通して防災における自助の視点を養ってきた学習成果を紹介する。
5年生は「多摩川とわたしたち」。生命力にあふれる多摩川の姿を体感し、多摩川で活動する俳優の中本賢さんから聞いた昔の様子から学んだことを劇風に紹介し、環境問題などを訴える。
6年生は「地域とともによりよい未来へ」。「SDGsのまち平間」を広げるために、音楽家らと協力して歌詞や曲など試行錯誤を重ねて仕上げた一曲を、6年間の学びと未来への思いを込めて歌う。同時に作成したMVも上映。
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