2023―24年度ライオンズクラブ国際協会330―B地区(石田真一ガバナー)が3月17日、小杉町のユニオンビルで「第1回川崎イングリッシュ・スピーチ・コンテスト」を開催した。川崎市教育委員会が後援。
このコンテストは青少年育成・支援事業として行っているもので、これまで横浜市や小田原市で開催してきたが、市制100周年を記念して市内で初めて実施。市内の高校1年から3年生までの12人が、学校生活や環境問題、日頃感じていることなどを交えた自由なテーマで約5分間のスピーチを披露した。
最優秀賞は高橋さん
文法や発音、明瞭さに加え、メッセージ性と表情や豊かな表現などによる審査が行われ、最優秀賞にあたるガバナー賞は、高橋紗季子さん(市立橘高等学校2年)が受賞した。高橋さんは「お互いを受け入れる」と題し、日々国際理解を深めるように努めていることや、日本の多様性に関する問題とそれに対し川崎市が行っている取り組みについて思いを話した。
そのほかの入賞者は、「スマホより大切なもの」を発表した堀川碧さん(市立橘高等学校1年)、「浮かんでみませんか」をテーマに話した嘉納拓真さん(川崎総合科学高等学校1年)、「保育って何?幼稚園に代わる選択肢とは?」を訴えた森合勇喜さん(高津高等学校3年)。石田ガバナーは「市制100周年記念に川崎の未来を背負う高校生たちのためのアクティビティ活動を行うことができてよかった」とあいさつした。
ガバナー賞の高橋さんは、16歳から21歳を対象にした同クラブのYCE(青少年キャンプ交換制度)事業の一環で語学留学生として海外に派遣される予定。
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