商業施設の管理運営を手掛ける東急モールズデベロップメントは3月29日、東急東横線武蔵小杉駅の定期券売り場跡地に、これから商業施設などへの出店を目指す事業者を応援するスペース「Canvas βase(キャンバスベース)」を開設した。第一弾企画として、販路拡大を目指す川崎市の事業者が出店する「川崎エリアWEEK」を5月の大型連休まで開催する。
東急モールズデベロップメントは、武蔵小杉東急スクエアなど東急電鉄沿線の商業施設の運営や企画開発を手掛ける。今回、東急東横線とJR南武線の二つの改札口の中間に位置する約17平方メートルの空きスペースを使い、「キャンバスベース」を企画。出店を希望する事業者に対し、事前の企画立案や実績をもとにしたフォローアップ、出店後の販路支援など、実施期間に限らず同社がトータルにサポートしていくという。
オープニング企画の「川崎エリアWEEK」では、JR武蔵新城駅近くに店舗を構える「Book&cafe Stand Shinjo Gekijo」など市内の4社が出店する。店頭でコーヒーやケーキの試飲ができ、気に入った事業者のショップカードを持ち帰ることもできる。
すでに全国各地の事業者から問い合わせがあり、今後は岩手県や長野県など多様な事業者が出店を予定する。同社の担当者は「我々のネットワークを生かし、伴走支援していく。好立地なこの空間を、事業者と通勤客など多様な出会いの場にしていきたい」と話している。
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