市政報告vol.103 中原区の市制100周年記念事業(前編) 川崎市議会議員 末永 直
川崎市議会の令和6年第一回定例会予算審査特別委員会で3月5日、市制100周年記念事業について質問しました。「100周年といえば聞こえは良いが、果たして市民にとって税金が有効に使われるのか」との声が寄せられたからです。
Q.市制100周年記念事業8億3千万円余の内訳、財源は。
A.各局区で新規に実施する100周年記念事業や、既存の事業を記念事業として実施する場合の上乗せ分の経費のほか、実行委員会が主催する事業への負担金や、記念式典の実施などに係るもの。財源は、一般財源を中心に一部、ふるさと納税制度を通じた寄附金、国庫補助金 (財政局長)
Q.7区役所で6292万円余。区別配分の考え方は。
A.地域バランスに配慮し、区ごとに異なる地域の特徴や資源を活かした取組となるよう事業内容を検討し、予算を計上した(総務企画局長)※別表1
Q.各区における花壇等、花関係予算について
A.川崎区では、稲毛公園に仮設の花壇を設置し、区の花「ビオラ」を活用したフラワーアートを作成・展示する。幸区では、川崎駅西口周辺に商店街や地域団体等と連携しながら、多くの花手水を設置、コンテストを開催する。(総務企画局長)※別表2
Q.中原区役所花壇の整備費30万円の取組は。
A.区役所花壇のライトアップや、SNSによるPR企画等に活用する予定で、実施に当たっては花クラブ実行委員会の方々と協働で行う。(中原区長)
Q.中原区では区の花パンジーを用いて花壇を整備しているが、区内農園からの調達及びライトアップは市制100周年の年だけなのか。
A.「全国都市緑化かわさきフェア」の事務局と連携を図りながら、引き続き区内の農家から調達する予定。また、区役所花壇のライトアップについては、市制100周年記念事業の企画として実施することを予定している。(中原区長)
答弁によると、ライトアップは令和6年度のみの単年度限定と思われるため、毎年ライトアップできるよう要望しました。
※次号に続く
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11月15日