中原区交通安全対策協議会(原新次会長)は「交通事故死ゼロをめざす日」の4月10日、元AKB48のメンバーで現在はタレントとして活躍する吉川七瀬さんを一日警察署長に迎え、グランツリー武蔵小杉で春の交通事故防止の啓発キャンペーンを行った。
佐藤智宏中原警察署長から委嘱状を渡された吉川さんは、「一日警察署長はAKB時代と2度目。事故に遭わないためには自分の命は自分で守るという強い意識で、交通ルールを守ってほしい」と来店者らに呼び掛けた。当日は佐藤署長のほか、板橋茂夫中原区長、熊谷智子中原消防署長も出席し、三者による安全安心を目指すユニット「MEZASHI(メザシ)」として吉川さんと対談。その後、吉川さんから参加者一人ひとりに自転車に乗る際の注意点が書かれたチラシや反射材キーホルダーなどが入った啓発グッズ約200セットが手渡された。
自転車事故が多発
原会長は「入園、入学シーズンを迎え、幼い子どもたちの安全は周囲の大人たちが気を配ってほしい。子どもが巻き込まれるような痛ましい交通事故がなくなるように、家庭や地域で見守る目が必要」と思いを込めた。
佐藤署長は「区内での交通事故のうち、約4割が自転車事故。自転車に乗る際は必ずヘルメットの着用を」と訴えた。
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