神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2024年5月3日 エリアトップへ

市政レポートNo.132 町内会・自治会がなくなったら 自民党川崎市議会議員団団長 原 典之

公開:2024年5月3日

  • X
  • LINE
  • hatena

 町内会・自治会活動に携わられている方は、相当なご負担の中で日々作業にあたっていただており敬意を表しております。そのお力添えがあって、盆踊り、例大祭、餅つきなどを開催でき、様々なイベントを通じて地域のコミュニティの活性化が図られております。

 一方で、役員の成り手不足や高齢化、民生委員・児童委員を含め、担い手が足りない状況であることも現実です。今年、市制100周年を迎える本市において、過去に川崎区で1町会が解散した事例はありますが、これは住民が5世帯まで減少したためであり、このケースを除くと100年にわたり多くの先人に地域コミュニティを守っていただいてきました。

 では、仮に町内会・自治会が解散した場合、どのようなことが想定されるのかをまとめました。

▼災害時…自主防災組織を設けるなどしないと、災害時の助け合いや避難所の運営に支障が出る。要援護者(高齢者、障害者等)の避難を支援してくれる近隣の人がいなくなる。

▼ふれあいのあるまちづくり…地域のイベントがなくなる。

▼きれいなまちづくり…ごみ集積所の管理者を他の誰かが担う必要があり、誰もいないと備品管理や日常の掃除がされなくなる。さらには、集積所がなくなる。

▼安全安心なまちづくり…防犯灯(商店街灯や行政設置灯は除く)が使えなくなる。通学児童の見守りがなくなる。

▼情報を共有するまちづくり…(市政だよりに掲載されないような)地域情報が届かなくなる。

――といったことが想定されます。市外では、負担軽減の観点から、例えば災害時のみ対応する新しい組織に切り替えた町内会もあると伺っております。町内会・自治会活動はまさに転換期を迎えようとしておりますが、住民の互助があっての住民組織です。町内会・自治会の負担を軽減し、地域コミュニティの維持に向けてどのような方策があるのか、川崎市と議論を重ねて参ります。  

川崎市議会議員 原典之

川崎市中原区小杉陣屋町2-7-3

TEL:044-711-5511

http://www.hara-nori.com/

<PR>

中原区版の意見広告・議会報告最新6

等々力釣り池の計画排水

市政レポートNo.134

等々力釣り池の計画排水

自民党川崎市議会議員団団長 原 典之

9月6日

更なる長期浸水対策を提案、検討へ

市政レポートNo.169

更なる長期浸水対策を提案、検討へ

みらい川崎市議会議員団 副団長(政策調査担当) おしもとよしじ

8月30日

令和5年度の決算概要

市政報告Vol.27

令和5年度の決算概要

川崎市議会議員 重冨たつや

8月23日

市立学校部活動サポート奨励金の課題と今後の課題について

市政レポート【11】

市立学校部活動サポート奨励金の課題と今後の課題について

みらい川崎市議会議員団 いど きよたか(清貴)

8月16日

武蔵小杉駅周辺の自転車マナーについて

市政報告Vol.14

武蔵小杉駅周辺の自転車マナーについて

川崎市議会議員 三浦えみ

8月16日

本市初のレベル4(自動運転バス)実装に向けたプロジェクト始動ほか

市政報告vol.106

本市初のレベル4(自動運転バス)実装に向けたプロジェクト始動ほか

川崎市議会議員 末永 直

8月9日

令和6年度物価高騰対策給付金の申請を受付中です

https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000165216.html

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 8月30日0:00更新

  • 8月23日0:00更新

  • 8月16日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月6日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook