市政報告vol.104 中原区の市制100周年記念事業(後編)コアまつり安全対策&AEDのコンビニ設置 川崎市議会議員 末永 直
前稿に引き続き、川崎市議会令和6年第一回定例会予算審査特別委員会で3月5日、市制100周年記念事業について質問した内容を市政報告致します。
中原区の取組における市制100周年記念「なかはらコアまつり」について質問しました。令和5年度のプレイベントの予算300万円から倍増し、765万円計上されました。
Q.取組内容、内訳は。
A.「中原区における川崎市市制100周年記念イベント実行委員会」へ委託し、イベントの企画、出展者やステージ出演者との調整、当日の会場設営、警備等、運営に関する経費など765万円を計上している。(中原区長)
Q.「なかはらコアまつり」当日は大勢の参加者で混雑することが予想され、警備の必要性が増すかと思われる。安全対策は。
A.昨年実施したプレイベントでは、約1万4千人の方が来場されるなど盛況であり、こすぎコアパーク会場での混雑や、会場内での歩行者の導線が十分確保できない状況も見受けられた。こうした結果を踏まえて、令和6年度は、より安全にイベントを実施するため、会場の範囲を広げることや、当日の誘導等スタッフを増やすなどの対応を図ってまいりたい。(中原区長)
単発のイベントは重要ですが、100周年を機に川崎駅周辺のように、防犯カメラを戦略的に設置し、後々に残る防犯対策を行うことが重要だと考えます。各局連携して、コアパーク及びその周辺の防犯カメラを設置し、安全防犯に努めるよう意見要望しました。
関連して、本市では応急処置促進事業費として1161万円余が計上されています。健康福祉局長によると、令和元年度から全庁を一括したAEDのリース契約を推進し、令和6年度は、庁舎や学校など利用者が多い施設や、スポーツ関連施設、福祉施設など心停止のリスクが高い場所を中心に、計479台分の予算を計上しています。
品川区では令和6年度予算案でコンビニにAEDを設置するための費用1600万円余を計上し、新たに区内約90店舗のコンビニエンスストアと協定を締結し、店舗内にAEDを設置することを予定しているとのことです。健康福祉局長は「一つの参考事例になる」と答弁しました。また、品川区の取組をふまえた今後の取組を伺ったところ、「今後は、他都市における取組なども参考にするとともに効率化や有効性の観点を踏まえながら、検討したい」と答弁しました。コンビニにAEDがあると良いと思いませんか。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
11月15日