神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2024年6月14日 エリアトップへ

川崎市児童虐待 相談・通告件数81件増 心理的が最多

教育

公開:2024年6月14日

  • X
  • LINE
  • hatena
相談・通告件数81件増

 川崎市は2023年度の児童虐待相談・通告件数が対前年度比1・6%増の5238件だったと先月末に発表した。市の担当者は「今後の状況を慎重に注視していく。全体の傾向や細かい数字など、詳細な分析結果は改めて夏ごろに公表したい」と話す。

年齢層高く自身で通報も

 種類別では心理的虐待が最も多く、2970件(前年度比154件増)、次いでネグレクトが1160件(同65件減)、身体的虐待が1083件(同1件減)、性的虐待が25件(7件減)だった。児童養護施設のスタッフは、「子どもたちの話を聞くと、心理的虐待からネグレクトに移行しているケースが多い気がする」と話す。

 年齢別では就学前までの乳幼児が半数以上を占め2462件(84件減)、小学生が1671件(89件増)、中学生が655件(21件増)、高校生・その他が450件(55件増)となった。同スタッフは、「私見だが、年齢の高い中高生が増えたように思う。本人が警察に通報したケースもある」と語る。

 経路別件数は前年に続き警察が最も多く、1615件(87件減)だった。これについて市の担当者は「すぐに通告してもらうことが大事。心配があるご家庭を見つけた場合は電話やLINEで相談してほしい」と呼び掛ける。続けて「通告先の医療機関や警察、児童相談所とも連携を強化し、虐待の兆候への共通理解を深め、人材育成にも尽力したい」と語る。

 市内3カ所の児童相談所と7区役所で昨年度受けた相談・通告件数を集計。24年1月にこども家庭庁から示された解釈に基づき、明らかに虐待行為がないと判断されたケースを除き、22年度と23年度の結果も改めて公表した。22年度分の年齢別件数については内訳に誤りがあったため修正された。

中原区版のローカルニュース最新6

ソプラノの歌声響く

ソプラノの歌声響く

国際交流センターで

10月25日

みこしで活気と熱気

中原区民祭

みこしで活気と熱気

60のブースに多くの人出

10月25日

友風関、故郷が激励

友風関、故郷が激励

精養軒に支援者ら120人

10月25日

「おが粉」寄贈に感謝

就労移行支援事業所

「おが粉」寄贈に感謝

小田原から 着火剤材料に

10月25日

商店街でハロウィーン

武蔵新城駅

商店街でハロウィーン

北口はってん会

10月25日

小杉で親子向けイベント

小杉で親子向けイベント

3会場で実施

10月25日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月18日0:00更新

  • 10月11日0:00更新

  • 10月4日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

等々力緑地で10月20日

中原区民祭

等々力緑地で10月20日 パレード中原区文化新型コロナ

緑化フェアと同時開催

10月16日~10月16日

中原区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook