神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2024年8月30日 エリアトップへ

夢見ヶ崎動物公園 動物にも暑さ対策

社会

公開:2024年8月30日

  • X
  • LINE
  • hatena
シセンレッサーパンダ
シセンレッサーパンダ

 酷暑が続くこの夏、川崎市夢見ヶ崎動物公園(幸区)では、飼育員たちが動物たちを暑さから守る工夫を続けている。

 同園では約50種類の動物を飼育・一般公開している。極端に暑さに弱い動物は少ないものの、危険な暑さが収まらないため、個別に対策を講じているという。

 一般公開中の動物でもっとも暑さに弱いのは、中国の高山地帯から来たシセンレッサーパンダだ。屋外活動を好むため放っておくと熱中症になる危険があり、例年、気温が上がる初夏ごろから冷房の効いた室内に移動させる。室内温度は20度に設定するそうだが、エサを食べるとき以外はじっとしたままだ。

 ラマやマーコールなどの土の上で生活する動物向けには、こまめな放水で地熱を冷ます方法がとられる。さらに暑さに弱いテンジクネズミのケージでは、地面への放水に加え、水を凍らせたペットボトルを置いてクーラー効果を狙う。それでも「日が当たる地面の温度を測ると、50度近い日もある」と飼育員。

 温帯地域に生息するフンボルトペンギンは比較的暑さに強いそうだが、園では陸地部分にポールと布で日陰を作り、ミストを噴射して暑さから守る工夫を重ねる。今年3月に生まれたヒナ「ツララ」もすくすく育ち、暑さに負けず水槽を元気いっぱいに泳ぎ、来園者を楽しませていた。

フンボルトペンギン
フンボルトペンギン
ヤギの「タンゴ」もぐったり
ヤギの「タンゴ」もぐったり

中原区版のローカルニュース最新6

ブレイキンの石川さん

第53回川崎市文化賞

ブレイキンの石川さん

「シネコンの祖」チッタも

11月22日

指定管理者が説明会

中原市民館

指定管理者が説明会

12月3日 運営手法など

11月22日

最先端の環境技術を展示

最先端の環境技術を展示

川崎区で国際展

11月22日

乗り物が大集合

乗り物が大集合

12月1日 川崎市役所に

11月22日

「税の大切さ」訴え

県法人会

「税の大切さ」訴え

武蔵小杉駅で啓発活動

11月22日

新城で献血活動

巽LC

新城で献血活動

72人が協力

11月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月22日0:00更新

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook