駅前周辺に捨てられたたばこの吸い殻やペットボトルなどのごみを拾い、街をきれいにしようと、全富士通労働組合連合会のメンバーが中心になって9月7日、武蔵小杉駅周辺の広場や歩道でボランティア活動を行った。
参加したのは富士通社員やその家族ら約60人。4つのグループに分かれ、武蔵小杉駅前こすぎコアパークや隣接する市道、法政通りの歩道などに落ちているごみを1時間ほどかけて拾い集めた。街がきれいになっていく様子に参加者らは達成感を味わった。
麻生区から中2、小4の娘2人と参加した新雄介さん(44)は「娘たちも地域貢献に関心を持っている。たばこやビールの空き缶など、大人のマナーがなっていないと強く感じた」と話した。
同会のメンバーらがこうしたボランティア活動を行うのは3回目。過去2回は、南武沿線道路と綱島街道が交差するコンクリート部分にあった落書きを、溶剤とブラシを使い、雑巾で拭き取った。これまでボランティアの実行委員長を務め、継続して参加する井土清貴さん(36)は「緑化フェアを控え、全国から多くの人が訪れる場所でもあるので、ごみのないきれいな街として迎えたい」と思いを込めた。
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