中原警察署は9月26日、神奈川県コンビニエンスストア防犯対策協議会と合同でファミリーマート武蔵中原駅前店を会場に強盗対策訓練を実施した。
同協議会加盟のファミリーマート、セブン-イレブン、ローソンの近隣15店舗29人が参加。訓練では、警察官が強盗役を務め、ナイフを手にレジで店員に金を要求し、奪って逃走するという設定で行われた。逃走後、店員が実際に110番通報を行い、通信指令センターから犯人の服装や逃げた方向などの聴取を受け、駆け付けた警察官からも犯人の特徴などを聴取された。
レジ係を務めた坂井幸子さん(53)は「おもちゃでも目の前で刃物を出されると頭が真っ白になり怖かった。犯人の特徴を見てるようで見えていなかったので、日頃からお客さまを見ることが大事」と感想を話した。同署の担当者は「緊急時に特徴を覚えることは難しい。通報する際のマニュアルなどを備え、店舗で共有してほしい。危害を加えれられないよう身の安全を第一に考えて」と従業員らに呼び掛けた。
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