川崎から新生アンネ 多摩区在住の23歳
劇団民藝(川崎市麻生区黒川)が7月から上演する「アンネの日記」のアンネ・フランク役が、一般公募のオーディションで、川崎市多摩区在住の八木橋里紗さん(23)に決定した。八木橋さんの豊かな感性と演技への真摯な姿勢が決め手となったという。アンネの恋人ペーター役には新人の本廣真吾さん(25)が抜擢された。
「アンネの日記」は同劇団の名物公演として、1956年から演じられており、長い歴史を持つ。数々の名女優らを輩出しており、役者を志す若者らの登竜門としても知られる。
今回のオーディションでは、特別審査員として大滝秀治さんや奈良岡朋子さんが参加したほか、過去にアンネを演じた日色ともゑさんや桜井明美さんらも会場の川崎市アートセンターに駆けつけ、経過を見守った。
「アンネの日記」川崎公演は7月21日(木)から、川崎市アートセンターのアルテリオ小劇場で公演予定。同時に「アンネ・フランクの生涯」展も同センターで7月中旬から開催される。
■劇団民藝
【電話】044(987)7711
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