神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2012年7月20日 エリアトップへ

住民が手を取り合い管理 新ゆりアートパークス

公開:2012年7月20日

  • LINE
  • hatena
「いい汗が流せた」と参加者
「いい汗が流せた」と参加者

 横浜方面から新百合ヶ丘駅に車で向かうと、昭和音楽大学前に、緑の芝生の絨毯が広がっているのが目に入る。

 その芝生公園の名前は「新ゆりアートパークス」。川崎市が所有し、有志の地域住民からなるボランティア団体「新ゆりアートパークス管理運営協議会」が毎週手入れを行い、美しい芝生を保っている。

 同公園は「しんゆり・オリーブまつり」の会場や保育園児の遊び場となるなど、様々な表情を見せ、地域住民に愛されている。

 かつての公園は雑草が伸び、芝生もまだらな荒地だったという。5年前、現会長の森一郎さんが市と交渉し、公園の管理を始めた。

 「美しい芝生公園を作りたいのです」。森さんから協力を呼びかけられた新百合ヶ丘自治会の樋口誠会長や、新百合ヶ丘駅南町会の根占勝彦会長らがこれに応じ、次第に地域住民の間で輪が広がった。

 今では毎週土曜日になると、10名ほどが集まり、雑草抜きやゴミ拾い、周辺の道路の枯葉拾いなどに精をだしている。活動は約2時間。

 「暑い日は大変だけれど、毎週楽しみながら汗をながしている」と会員の堀雅雄さん。夫婦そろっての参加や、親子連れの姿も見られる。

 公園内には「日本一の芝生公園に!」と赤文字でかかれた看板が掲げられている。「5年かかってようやく、人に貸し出せるくらいに芝生が育った。今後も日本一を目指して、会員同士、交流しながら楽しんで活動を続けていきたい」と森会長は話した。

■新ゆりアートパークス管理運営協議会(【電話】044・955・8778/森会長)
 

麻生区版のローカルニュース最新6

旧黒川村を散策

旧黒川村を散策

5月11日 麻生観光協会

3月29日

気持ちの良い麻生川へ

川崎麻生RC

気持ちの良い麻生川へ

桜まつりに向け清掃

3月29日

合同美術展で連携を

合同美術展で連携を

王禅寺団地自治会館で

3月29日

23年度「最も活躍した子」に

上麻生在住今井結菜さん

23年度「最も活躍した子」に

地域団体から表彰

3月29日

麻生の歴史を絵本に

川崎新都心街づくり財団

麻生の歴史を絵本に

市内全小学校へ寄贈予定

3月29日

「災害時、開いてます」

市薬剤師会

「災害時、開いてます」

436店舗で一斉防災訓練

3月29日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook