「これからも地域とともに」 総生会が30周年祝賀会
麻生区上麻生で「麻生総合病院」(上麻生6の25の1)「麻生リハビリ総合病院」(上麻生6の23の50)「総生会ロイヤルホーム」(上麻生6の28の1)などを運営する医療法人社団総生会(菅總充郎理事長)が5日、ホテルモリノ新百合丘で創立30周年記念祝賀会を開いた。
祝賀会には地域住民のほか、関東近郊の大学や連携している病院、行政、警察、消防などから多くの来賓が駆けつけ、30年の節目を祝った。挨拶にたった菅理事長は「これまでの歩みはいつも地域とともにあった。皆様の温かいご支援のお陰で病院がここまで成長でき嬉しく思う」と話した。また、菅理事長はこの挨拶の中で、麻生総合病院の院長を退き、菅泰博氏が院長に就任したことなどを発表した。菅理事長は「新たな20年、30年に向かってこれまで以上に温かいご支援を賜りたく思います」と話した。
医療法人社団総生会の前身は75年、和歌山県御坊市にベッド数7床の河南医療センター菅医院を開院。82年、まだ広く田畑が残る麻生区に68床の麻生病院を開院した。96年に麻生病院を医療法人化。01年にはリハビリ専門の総合病院である麻生リハビリ総合病院(180床)を開院した。08年、南館の完成とともに名称を麻生病院から麻生総合病院に変更。昨年10月には医療法人が運営する有料老人ホーム「総生会ロイヤルホーム」を開所し、介護福祉の分野にも進出した。
運営する2院をあわせた昨年の外来患者数は19万7829人。1日あたり618・2人の外来を受け入れた。2院をあわせた病床稼働率は89・3パーセント。麻生総合病院の手術件数は年間1710件(2011年)。同年の救急車受け入れは3381台。うち2470件は神奈川県内からの搬送だった。
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