ジュニア五輪走り幅跳び 東祐希さん(王禅寺中央中)が日本一 金程中・白井君は100m3位
日産スタジアムで10月25日に行われた全国の中学生が競い合う「第44回ジュニアオリンピック陸上競技大会」の女子走り幅跳びで、王禅寺中央中の東祐希さん(2年)が優勝した。また、金程中の白井唯翔君(1年)は男子100mの1年生クラスで3位の成績を残し、麻生区勢が全国の舞台で活躍を見せた。
走り幅跳びは学年別で行われた。東さんは、全国から53選手が出場した決勝で計6回の跳躍の最高記録を競い合い、5m78の記録で頂点に立った。東さんの記録は全学年を通してトップ。
ジュニアオリンピックという初の舞台で好成績を収めた東さんは「率直に優勝できてうれしい。たくさんライバルがいたので、ほどよい緊張感の中、集中力を高めて跳ぶことができた。ただ、記録に関しては目標の6mに届かず、自己記録を出せなかったので納得していない」と話す。
悔しさバネに制覇
東さんは小学4年の頃から陸上クラブに所属し、中学から走り幅跳びを始めた。持ち前の身体能力を生かし1年生の春、市大会を大会記録で優勝。今年夏に行われた全国大会では3位の成績を収めたが、同学年のライバルに負けた悔しさを感じていた。大会後、助走の歩数を増やし、よりスピードに乗った跳躍に改良。ライバルに打ち勝とうと練習に練習を重ね、全国制覇にいたった。
東さんは「来年は関東・全国大会で優勝し、6m跳びたい。2020年に行われる東京オリンピックを意識して、目標にしていきたい」と抱負を語った。
決勝進出に喜ぶ
同大会の男子100mに出場した金程中の白井君も
1年生のクラスで3位という成績に輝いた。走り幅跳びと同様、男子100mも全国から53人の選手が予選に出場し、学年別に行われた。白井君は予選、準決勝を突破。決勝では11秒64のタイムで3位となった。
白井君は「予選通過が目標だったので、決勝に残ることができ、3位にまでなれてうれしい。今後は県大会優勝や、夏の全国大会に出場するための全国標準記録11秒25をめざしていきたい」と話した。
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