百合ヶ丘駅前郵便局が振り込め詐欺被害を未然に防止したとして、21日、麻生警察署と麻生防犯協会は連名で感謝状を贈呈した。
同郵便局は10月31日、150万円の貯金引き出しに訪れた女性に対し、引き出しの理由などの確認を行ったところ、振り込め詐欺であることが判明し、麻生署へ通報した。窓口で対応にあたった同郵便局の職員・吉松冴さんは「女性は慌てていた。最初は息子からかばんと電話を失くした、息子自身がお金を取りにくるから大丈夫と話していたが、上司とともに息子に一度確認するように言ったところ、典型的な振り込め詐欺であることがわかった」と語る。
麻生署の三鬼洋二署長は「麻生区内での振り込め詐欺は一旦減少傾向にあったが、10月ごろから再び多発している。そのうちの1件を防いでいただいた。(被害金額は)暴力団などに流れていってしまうので、今後ともご協力いただき、すぐに知らせていただきたい」と話した。
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