和光大学表現学部芸術学科2年の細沼凌史さん=今号人物風土記で紹介=の作品がこのほど、川崎市岡本太郎美術館が行う「第21回岡本太郎現代芸術賞」に入選を果たした。558の応募作品の中から26人(組)の作品が入選。来年2月初旬の最終審査を経て、各受賞者が発表される。
細沼さんが作り上げた立体芸術作品のタイトルは「キー・ボルド・ウォール」。パソコンのキーボードやマウスが取り付けられた壁をボルダリングのように登っていく。
「現代社会ではコンピューターが発達しているが、本当は、技術は人間の努力によるもの。コンピューターに対し、努力で這い上がっていく人間(の様)を表現したかった。横にある台の上のメトロノームは焦らされる現代社会を表した」と細沼さんは話した。
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