ホワイトファミリーつつみ先生の 歯ウ・トゥ・ケア How To Care vol.03最適な治療とは…(2)海外との意識の違い
欧米では歯科は自費治療、そして歯周病やむし歯はゼロに近く、矯正が一般的に行われており、日本の現状よりも進んでいることを先月お伝えしました。
「ブレイクウィンドウ理論」という言葉をご存知でしょうか?割られた窓を放置しておくと、次第に窓だけでなく、もっと大きな事件が発生していくという現象です。歯科治療の側面でいえば、症状のない虫歯や歯周病の放置がもたらす危険性です。
海外では、未病のうちの検査や健康を維持することで、長期の人生の中で医療費に払うコストを下げるという考えが浸透しています。毎年、歯科のメンテ健診を行えば、一生涯にわたって歯周病菌感染が予防できるのです。健康なお口の環境が身体全体に与える効果は非常に大きいことが分かってきていますので、日本でもこの考えを推進していくべきでしょう。
治療費はなぜこんなに違う?
海外では、簡単な詰め物治療が8万前後、抜歯する場合なら10万円、神経治療15万円、セラミックなどの修復治療は10万から50万と、日本の皆保険の歯科の料金と比較すると、10倍以上の差があります。同じタイトルの治療でこんなに落差があるのか?それは、治療にかける管理技術と時間コストが違うのです。来月はこの辺りのお話をしたいと思います
【次回に続く】
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