川崎市内ほか全国の小学校で公演を行う「劇団KIZNA工房」(服部正代表)が、初めての一般公演を新百合21ホールで行う。8月15日から8月17日まで、全5公演。
劇団四季出身者ら演劇界で活躍する俳優・スタッフが個々の活動を継続しながら参加する同劇団。服部代表は「大きな劇場で行われる演劇と学校の観賞会で行われる演劇のレベルに差があるというイメージを払拭し、子どもたちにこそ質のよい本物を届けたい」と設立の理由を語る。2010年から小学校の芸術観賞会でミュージカル公演を行っており、今までに全国で439校、川崎市では区内含め65校で公演している。
今回は、親子で芸術作品に触れてほしいという思いから、小学校公演で行っている演目の一つ「しあわせの王子」を上演する。オスカー・ワイルドの原作を基にしたオリジナル脚本で、サファイアの瞳とルビーの飾りをもつ王子の銅像と一話のツバメの物語だ。全編クラシック音楽で構成され、影絵やバレエといった演出も見どころ。「子ども向けの演劇というイメージが変わると思う。笑いあり、涙ありで年齢問わず楽しめるので、ぜひご覧ください」と服部代表。
チケットは大人2800円、小学生から高校生まで1000円、未就学児無料(16日、17日の昼の部のみ入場可能)。開演時間やチケットの予約など詳細は同劇団【電話】03・6429・7587、【URL】https://www.sin-kikaku.com/へ。
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