ピアニストの阪田知樹さんが、川崎市内では初となるリサイタルを9月22日(土)に麻生市民館で開催する。午後2時開演。
阪田さんは「以前、市内に住んでいたので麻生区には馴染み深いような、懐かしいような印象があります」と語る。中学生の頃には区内での演奏経験もあり、思い出は「聴きにいらした皆さんが音楽に関心が高く、熱心に聞いてくださった」ことだという。
アジア人男性初の快挙
名古屋市出身。5歳からピアノを始め、東京藝術大学を経て、現在はハノーファー音楽演劇メディア大学ピアノ科修士課程に在籍する。19歳で第14回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールに最年少入賞。2016年にはフランツ・リスト国際ピアノコンクールで、アジア人男性として同コンクール史上初の優勝を果たし、6つの特別賞も受賞。今後の活躍が最も期待されるピアニストの一人だ。
公演について「ベートーベンなどの古典作品から、超絶技巧がふんだんに盛り込まれた華やかなリスト、ラフマニノフまで、ピアノの魅力が凝縮されている」と話す阪田さん。「『ラ・カンパネッラ』といった名曲や珍しい作品まで演奏するので、クラシックをよく聴かれる方も、そうでもない方も是非聞いていただきたい」
チケットは全席指定3500円。問合せはパインオリジン【電話】044・989・8548へ。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|