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麻生区 コラム

公開日:2018.08.31

ホワイトファミリーつつみ先生の
歯ウ・トゥ・ケア
How To Care vol.07歯ブラシはタイミング!隣接面はフロス活用で!

 お口の中には1千種以上の細菌がいて、これらが粘膜や肺、大腸、血管・リンパ管を通って身体に悪影響を及ぼします。

 実は細菌は歯の表面ではなく、歯ブラシでは届かない「歯の間の隣接面」やその奥のポケット部分に潜んでいます。勿論うがい洗口液でも安全除菌はできません。

 最近、食後の歯みがきへの疑問が話題に上がっていますが、正解は「歯みがきは食後の脱灰、酸蝕が始まる前のケアタイミングで行う」ということです。不溶性プラーク(歯石の元となる歯垢)のできるタイミングとは、どういう道具、方法で行うのかなど、信頼できる予防歯科がありましたらぜひ相談してみて下さい。

 それでも歯ブラシやうがい等で除去できない箇所は存在します。ホワイトファミリーが長年呼びかけている歯周病予防策は『食後の“隣接面”ケア』、つまりフロスを効果的に活用したケアです。

 欧米では以前から「フロスしますか?それとも使用せず命に関わる病気を発症しますか?」というフレーズが使われ、その有効性があらゆる世代に浸透しています。

 次回はフロス活用の歯間ケア、お手入れ法をお話ししたいと思います。※慣れれば本当に簡単ですよ!

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