3月29日告示、4月7日に投開票される神奈川県議会議員選挙。麻生区からは現職2氏と新人1氏が立候補の意向を表明しており、定数2議席を争う構図となっている(3月4日起稿)。
今回の県議選は、無所属の相原高広氏(55歳・6期)、国民民主党の石川裕憲氏(50歳・1期)両現職に加え、自由民主党新人の小野倫太郎氏(41歳)の3氏によって行われる見込みだ。
相原氏は1995年の初当選以来、県議会議員を6期務め、県議会副議長も歴任。「県議が担う役割すべてに対応するのが責務」と前置きしたうえで「経済や治安といった麻生区の豊かさを守るために、交通事故や自然災害、犯罪への対応にこれまで同様取り組んでいきたい」と訴える。
石川氏は約20年の会社員経験を経て代議士秘書や政策秘書を務め、前回選挙で初当選。4年間の活動を踏まえ「待機児童や病児保育施設といった子育て環境整備、地域の魅力を増進させる施策として横浜市営地下鉄延伸工事の早期着工や都市農業支援などに取り組みたい」と主張する。
新人の小野氏は元自民党本部職員。党幹事長の政策・政務スタッフとして従事し、現在は自民党川崎市連の青年局長、県政政策委員などを務める。「麻生区の健康長寿社会を確固たるものにして、将来の不安を減らしたい。子育てまで含めた、社会福祉の充実を訴えていきたい」と話す。
2015年に行われた前回の県議選で麻生区の投票率は44・59%で、川崎市内では最も高い投票率だった。
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