意見広告・議会報告
市政報告 生涯現役で働ける社会をめざして 公明党川崎市議団 花輪 孝一
私たちの住む麻生区は大変に長寿の方が多く、平均寿命の延伸で、人生100年時代を迎えつつあります。しかし、一方で超少子高齢化の進展に伴い、生産年齢人口が大幅に減少し、地域社会の活力を維持していくためには高齢者の持つ、経験や技能、能力を最大限に活用していく事が求められています。
国では昨年度、「生涯現役社会に向けた雇用制度改革」を掲げ、高齢者の就労・社会参加の促進を図っています。
調査によると、70歳以降まで働くことを希望している高齢者は8割にのぼり、また、元気高齢者は、この10年の間、歩行速度から換算して約10年も若返っているというデータもあります。
高齢者が希望する就労形態は多様で、多くの高齢者はライフスタイルに合った働き方を希望されています。
求人側でも、従来の警備や清掃といった仕事に加えて、介護や保育など人手不足の分野を中心に人材が求められています。
本市では、ハローワークに加えて我が党も推進した川崎市就業支援室「キャリアサポートかわさき」があり、高齢者を含むあらゆる世代や性別にかかわりなく、就業マッチングを進めています。専門知識を持つカウンセラーが相談に対応するとともに、地域に密着した企業情報を求人開拓員が掘り起こし、就職と定着の支援を実施しています。
何歳になっても、意欲さえあれば、柔軟で多様な働き方で就労や社会参加ができるような環境整備を国・県・市のネットワークで推進してまいります。
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