1本の映画を通して子育て中の人がつながれる場をつくろうと、麻生市民館岡上分館で新しい講座が9月28日(土)から始まる。岡上で子育てに関わる人たちが中心となって立ち上げた、同館の市民自主企画事業だ。
「CINEMAでこそだて」は全5回の講座。出産がテーマのドキュメンタリー映画「うまれる」を鑑賞し自身の出産や子育てを振り返るほか、歯科医師による講義などを行う。
主催するのは「こそだてシネマの会 おむすび」。メンバーは、岡上在住で4歳と1歳の息子を子育て中の今井なな江さん(36)や、すぎのこ保育園元園長の川名初代さん(72)ら6人。同地域で上映サークルに所属する今井さんが同館で昨年実施された「地域イベントプロデュース講座」に参加したことを契機に企画を立ち上げ、今年初めから準備を進めてきた。映画を用いることについて今井さんは「映画には見ながら自分のこと振り返ることができる独特な力がある」と話す。団体名に「人と人を結ぶ」という意味を込めたように、講座をきっかけに岡上で子育て中の人がつながりあえる場にしたいと願う。「ほっと一息できる場になれば」と今井さん。参加無料、保育有り。先着20人。申込みは同館【電話】044・988・0268へ。
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